こんにちは、
です。
”不登校”は文字どおり、“学校に行っていない”状態を指す言葉です。
“不登校問題”“不登校支援”という言葉があるように、不登校=悪い、不登校=弱いといったイメージがあるようです。
でも、本当にそうなのでしょうか?“行かない”“行けない”のは、単に“合わない”だけでは?
学びの形がもっと選べれば、“不登校問題”“不登校支援”という言葉はいらなくなるのでは?
そんな思いから、ここでは“不登校”を“タウンスクーラー”ととらえなおす提案をしていきます!
不登校→タウンスクーラーと呼び変え、学校に行かなくても
住んでいる町(タウン)に居場所を見つけ、そこで学ぶことを促進する活動です。
現在の日本にも、ホームスクーリング(家で学ぶ)やフリースクーリング(フリースクールで学ぶ)を実践している親子がごく少数ですが存在します。
そんな親子に倣って、わが子の“不登校問題”を大胆に置き換えてみませんか?
最初から主体的選択でなくてもかまいません。図らずも不登校になってしまった、
学校不適応状態になってしまった子を、無理に学校に戻そうとするのではなく、
週に1日か2日、住んでいる町に受け入れてもらいましょう。
社会の場、仕事の場で雑用をこなしながらすごすことは、
合わない学びの場へイヤイヤ行くよりも、何百倍の学びになります。
Q
義務教育なのに大丈夫?
A
義務教育の「義務」は、子どもが学校へいく義務ではありません。「子どもに教育を受けさせる義務」で、保護者に課せられているものです。子どもには義務ではなく、権利が付与されていて、例えば家計のために働かされたりしないで、適切に教育を受ける...
Q
進級、卒業は大丈夫?
A
日本の義務教育制度は、ある意味とても「柔軟」で、たとえ一日も学校へ行っていなくても、次の学年に進級できますし、小学6年生なら卒業して中学へすすみます。学校教育法で、出席日数や学力により進級・卒業できないという決まりがないからです...
Q
学校にはどう説明すればいい?
A
こういうところで職場体験的に学ばせてもらっています!と堂々と伝えればいいです。
とまどう教師も多いかもしれませんが、根気よくできるだけオープンに説明できるといいですね。ただ、なかなか理解してもら…
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臨床心理士 よこちかよこ
愛知県、岐阜県の公立小中学校でスクールカウンセラーとして勤務。どの学校にも必ずいる「不登校」の支援に携わりながら、学校とは・・教育とは・・という疑問に向き合う。
公教育の枠におさまらないフリースクールの活動にも触れ、学び方を選べない日本の学校教育に根本的な問題意識を持つ。
そんな中、自身の第1子も小学校が辛い状態になり、本格的に学校外の学びの可能性を模索し始め、平成30年度より、学校にとらわれず、多様な学び方・育ち方・生き方を肯定するための情報発信を柱に“タウンスクーリング”活動をはじめる。